肌が乾燥しやすい秋冬に植物バターコスメ
栄養たくさんスキンケアに植物油脂
お肌は通常皮脂がしっかりと分泌されいて水分と油が混ざりあった天然の保護クリームで潤っています。30代半ばまではスキンケアなどでとくに油分を補う必要がありません。しかし30代半ばを過ぎると皮脂の分泌量が減少し、自力での油分が足りなくなり肌が乾燥するようになります。そこで外から油分を補ってあげる必用があり、スキンケアにクリームなどの油分をプラスしてあげるとよいのです。
ただ、現代では洗浄力の強いクレンジングや洗顔で皮脂の取りすぎ、ストレスによりホルモンバランスがくずれ皮脂分泌がうまくいかず20代からでも乾燥肌になっている人多くいるようです。
スキンケアには果実、ナッツ、種子から得られる天然の植物油が最適です。非常に高い治癒効果とスキンケア効果があります。植物油脂は皮脂の組成にとても皮膚に似ていて、皮膚に吸収され深部に浸透し代謝されます。植物油脂を使用することで皮膚の表皮の免疫系を強くし、なめらかでみずみずしい皮膚を作ることができます。
一方、石油から作られるミネラルオイルやワセリンは分解されたり、代謝されることはなく皮膚の表面に吸着し蓄積されます。皮膚に浸透しないので塗ったときは潤いを感じますが、はがれ落ちると肌の潤いはなくなります。乾燥が改善したと感じれないので塗り続ける必要があります。ミネラルオイルがコスメによく使われる理由は安価で大量生産できるからです。お肌にいいからという理由ではないことを知っておきましょう。
お肌に負担なく美肌を育てるということからスキンケアには植物油脂を使用するのがおすすめです。(自然なもの、植物性だからとすべてが安全であることではないです。アレルギーにも注意が必要です。)
植物油脂のなかでも植物バターは保湿力が高い固形脂肪で、秋冬のスキンケアに最適です。シアバター・マンゴバター・ココアバターがよく知られる植物バターで、これ以外にもナッツからとれるバターなどもあります。
シアバターは木の種子から採れる保湿力の高いもので、アフリカでは紫外線や乾燥から肌を守る保湿クリームとして愛用されてきました。水分が蒸発しにくく、皮膚の柔軟性と潤いを与える膜としての働きがあります。皮膚の老化とシワを防ぐといわれており、スキンケアに用いるのに最適なバターです。
植物油脂で作るコスメ
ナチュレ☆リーシェでは植物など自然の恵みをつかってのコスメ作りをしていただけます。石油由来のものを使用せずお肌にも優しく地球環境にもやさしいナチュラルなコスメ作りができます。
植物オイルを使ったコスメは乳液やクリーム、また栄養が豊富で保護力に優れたミツロウを使った水分を含まないみつろうバームなどが作れます。
このほかにも日焼どめやクリームファンデーション、クリームアイカラーやチーク、口紅などのメイク用品も作ることができます。メイクしながらお肌に栄養をあたえ、保護することができます。
使い心地も最高によくお肌に浸透していくのがわかります。自分で作るとテクスチャーや香りを自分の好みに合わせてできるのもいいことです。植物の恵みをたっぷりを使った天然素材でご自身で作るコスメはお肌をきれいにして心を豊かに気持ちよくさせてくれるコスメになります。
植物バターでコスメを作ってみる
ひんやりと寒い季節になると洗い物にお湯を使ったり、お風呂のお湯の温度を上げたりで皮脂が奪われて、水分も蒸発しやすくお肌が乾燥してしまいます。カサカサとして潤いがなく、ちょっとしげきにも弱くなり傷んだ皮膚はあかぎれなどで切れ血がにじむこともありとても痛いですよね。
バリア機能が低下したお肌は肌荒れをおこしやすくなります。みなさんもしっかりとお肌のお手入れをされているかと思います。それでも乾燥肌がよくならないと感じるならぜひ手づくりコスメをお試し下さい。
手のガサガサは人の目に触れるのもいやですし、ご自身のお手入れの時もしっとりとした手で気持ちよくしたいものですよね。しっかりとハンドクリームなどで保湿をして手肌を保護していたわってあげましょう。ハンドクリームを塗りながら軽くマッサージをしてあげるとなおよいですね。
11月と12月のワークショップでは植物バターを使ったハンドクリームとクレンジングをお作りいただけます。
潤いたっぷりべたつかず、すっと肌になじむ驚きの使用感です。香りがとてもいい精油でお気に入りの香りハンドクリームや2度洗い不要ですっきりと潤いあるお肌に洗い上げるクレンジングをお作りいただけます。バターを使ったコスメ作りをお楽しみください。